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Stop!食中毒!(寄生虫)

印刷ページの表示 ページ番号:0002192558 更新日:2022年8月15日更新

アニサキスによる食中毒を予防しましょう

アニサキスとは?

アニサキスは寄生虫(線虫)の一種です。
その幼虫(アニサキス幼虫)は、長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。
アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。
アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。

 

アニサキスによる食中毒はなぜ起こるの?

アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍または加熱のものを含みます)で食べることで、 アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。

アニサキスによる食中毒発生状況

令和3年の全国の食中毒事件総数のうちアニサキスの食中毒事件数は全体の48%を占めています。

アニサキスによる食中毒は非常に多いので注意が必要です。

 

出典:「食中毒統計資料」(厚生労働省)(令和4年8月5日に利用)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html

 

アニサキスによる食中毒の予防方法は?

まずは、鮮度を徹底!目視で確認! さらに、冷凍・加熱が有効!

(消費者の皆さまへ)
◆ 魚を購入する際は、新鮮な魚を選びましょう。また、丸ごと1匹で購入した際は、早くに内臓を取り除いてください。
◆ 内臓を生で食べないでください。
◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。

※ 一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。

(事業者の皆さまへ)
◆ 新鮮な魚を選び、早くに内臓を取り除いてください。
◆ 魚の内臓を生で提供しないでください。
◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
◆ 冷凍してください。 (-20℃で24時間以上冷凍)
◆ 加熱してください。(70℃以上、または60℃なら1分)

※ 一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。

 

厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049964.html)を加工して作成