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現在、全世界では、5 億 3700 万人、成人の 10 人に 1 人が糖尿病であると言われています。日本においても、令和元年国民健康栄養調査にて、「糖尿病が強く疑われる」人の割合は、男性 19.7%、女性 10.8%であり、2009 年以降で最も高くなっており、糖尿病対策は重要な課題であるといえます。
こうした状況を踏まえ、国際連合(国連)は、IDF(国際糖尿病連合)が要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を2006年12月20日に国連総会議で採択しました。
同時に、糖尿病の治療に必要なインスリンを発見したカナダのフレデリック・バンティング博士の誕生日にちなんで11月14日を「世界糖尿病デー」に指定し、世界各地で糖尿病の予防、治療、療養を喚起する啓発運動を推進することを呼びかけています。また、この日を含む1週間は「全国糖尿病週間」であり、世界糖尿病デーのキャンペーンには、青い丸をモチーフとした「ブルーサークル」が用いられます。
大分県内でも、世界糖尿病デー(World Diabetes Day)にあわせて、毎年イベントが開催されています。
大分県内では、大分県糖尿病対策推進会議・大分市の共催により、「世界糖尿病デー記念講演会2024in大分」が開催予定です。
日時:令和6年11月17日(日)12時30分~15時
場所:J:COMホルトホール大分 小ホール
テーマ:知っちょんかえ?糖尿病~災害への備えは大丈夫?~
特別講演1
「緊急時も安心!糖尿病を持つ人が知っておくべき災害対策」
講師 熊本中央病院 糖尿病・内分泌・代謝内科 部長 西田健朗 氏
特別講演2
「近年の自然災害に学ぶ」
講師 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 教授 鶴成悦久 氏
その他
特別講演会の申し込み方法等の詳細は、以下の大分県医師会のホームページをご確認ください。