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平成21年の人口動態統計については、9月2日に厚生労働省が全国の概況を公表しました。
大分県では、その概況を踏まえ、9月15日に大分県の概況を公表しました。
調査項目(10項目)を前年対比でみると、
出生数は9,961人で全国24位、平成17年以来、4年ぶりに1万人台を割り込みました。対前年比で345人減少しました。
合計特殊出生率は1.50で全国7位、5年ぶりに前年を下回りましたが、2年連続で1.5台を維持しました。
死亡数は12,528人で全国29位、前年比で113人減少しました。
主な死因別では、悪性新生物(がん)が全体の28.2%(3,532人)を占め、次いで心疾患が15.1%(1,892人)となりました。
自殺は2.4%(295人)で、前年比で16人増加しました。
乳児死亡数は27人で、前年より1人増加しました。
昭和60年までは急速に減少していましたが、その後は、上昇と下降を繰り返しながら、平成5年以降ほぼ横ばいに推移しています。
新生児死亡数は15人で、前年より1名減少しました。乳児死亡と同様の傾向で推移しています。
自然増加数は△2,567人で、平成11年以降、10年連続で死亡数が出生数を上回る自然減の状態が続いています。
また、減少数は過去最大となりました。
死産数は282胎(自然死産112胎、人工死産170胎)で、前年より24胎減少しました。
周産期死亡数は46(妊娠満22週以後の死産が34胎、生後1週未満の早期新生児死亡は12人)で、前年より6(胎・人)減少しました。
昭和52年以降急速に減少していましたが、その後は、上昇と下落を繰り返しながら、平成7年以降ほぼ横ばいに推移しています。
婚姻件数は6,136組で、前年比で61組減少しました。
昭和48年以降低下を続けていましたが、平成に入りましてほぼ横ばいで推移しています。
平均初婚年齢は、夫29.8歳(全国では30.4)、妻28.3歳(全国では28.6)でした。
夫については、平成に入りほぼ横ばいに推移していましたが、平成11年以降上昇を続けています。
妻については、ゆるやかではありますが、ほぼ毎年上昇が続いています。
離婚件数は2,378組で、前年比で60組増加しました。