もしもの災害に備えた「B H K」のお願い
災害からの「人的被害を限りなくゼロ」にするためには、「防災を日常化」する県民の皆さん一人ひとりの自助の意識が欠かせません。
災害から身を守るため、皆さんそれぞれが災害を「我がこと」として考え、「自分の命は自分で守る」という意識を持つことが必要です。
そこで、もしもの災害に備えた3つの取組みをお願いします。
「しっかり備蓄」の「B」
土砂災害等で孤立が生じた場合や、能登半島地震のように時を選ばず発生する災害にも、水や食料、生活用品などをあらかじめ用意しておくことがとても大切です。
家庭の状況によって何を準備しておくべきなのかが異なります。
自分や家族にとって災害時に何が必要になるかを事前に決めておき、最低3日分の備えをお願いします。
「非常持出品・備置品について」のページはこちら→「非常持出品を準備しましょう」
「はやめの避難」の「H」
河川や土砂災害の危険箇所の事前確認はもとより、濁った湧水(わきみず)やひび割れなどの前兆現象にも十分注意してください。
あわせて、気象情報、避難路や避難場所などの防災情報を、日頃からおおいた防災アプリや県、市町村、気象台のホームページなどから収集をお願いします。
また、ハザードマップを確認し、「自分の家がどれくらい浸水するか」、「いつ、どこに避難するか」、「どの道を行くと安全」なのかを事前に決めておくなどして、早期の避難をお願いします。
「みんなに声かけ」の「K」
災害時の避難には、ご家族やご近所の方々からの声かけが最も有効です。
『おおいた防災アプリ』には「家族グループ機能」もあり、離れて生活しているご家族など登録されている方全員で、避難状況などを共有できます。
避難時には、この機能を活用するなど、ご家族やご近所の高齢者の方にも声を掛け合い、一人の逃げ遅れもないよう、みんなで支え合い、確実に避難行動を行っていただくようお願いします。