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令和2年度大分県資源化推進モデル事業が決定しました!!
令和2年度大分県資源化推進モデル事業の発表
大分県では、3R(リユース、リデュース、リサイクル)の推進による環境負荷の少ない循環型社会の構築を図るため、事業者等が行う産業廃棄物等の発生抑制や再資源化につながるアイデアを令和2年5月1日~6月30日の間、募集しました。
外部有識者、学識経験者からなる審査委員を招き、令和2年8月26日に開催した「大分県資源化推進モデル事業審査会」により、次の事業をモデル事業として採択しました。
採択された事業所の方からコメントをいただいていますので、ご紹介します!!
浄水場汚泥減容化法エスエスゲン
事業者
大分市花高松1丁目1番4号
松尾機器産業株式会社 代表取締役 松尾 隆
事業の概要
「浄水場汚泥減容化法エスエスゲン」とは、上下水道事業の浄水場で発生する固液分離のしづらい汚泥を、沈降促進させ減容化する技術です。その他にも、脱水機や天日乾燥床での乾燥効率を上げ、含水率を下げることで産業廃棄物量の低減にも貢献します。
モデル事業では、エスエスゲンの処理フローの見直しによる、さらなる産業廃棄物量低減と省エネルギー化、また発生した汚泥の再資源化について研究を行っています。
昨年度のモデル事業では、模擬実験レベルで改良したエスエスゲン処理フローを、実際の処理現場へ反映させ、実機によりエスエスゲンの試験的運転を実施し、減容化の効果を確認するとともに、エスエスゲンにより発生した汚泥の再資源化を探る研究を行いました。
今年度はエスエスゲンによる処理の自動化をすすめるとともに、実際の現場における処理方法のさらなる最適化のため、処理フローを改良します。
さらに、処理後の汚泥の活用方法について、再利用のための研究開発も行う予定です!!