ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 生活環境部 > 自然保護推進室 > セアカゴケグモについて

本文

セアカゴケグモについて

印刷ページの表示 ページ番号:0001014414 更新日:2015年9月10日更新

 外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが、大分県内にも生息していることが確認されました。
 万一、セアカゴケグモを見つけた場合は、素手で捕まえたり、触らないように気をつけ、靴で踏みつぶすか、市販の殺虫剤等で駆除するとともに、最寄りの市町村又は自然保護推進室へお知らせ下さい。

セアカゴケグモの特徴

 ・ オーストラリア原産で主に熱帯、亜熱帯地域に生息します。 
・ メスは、体長0.7~1.0cm、寿命2~3年、有毒です。
・ オスは、体長0.4~0.5cm、寿命6~7ヶ月、無毒です。
・ 日当たりが良く暖かいところで、餌となる昆虫が多いところを好みます。
・ ブロックの穴の中や側溝蓋(グレーチング)のすき間、集水舛などで多く発見されます。
・ アリ、ワラジムシ、カメムシ、ハサミムシ等の昆虫を餌とします。
・ おとなしい性格で攻撃性は低く、積極的に人を襲うことはありません。

セアカゴケグモ

生息の確認と被害の発生

 全国の港湾地域またはそれに隣接する地域で多く確認されています。
(1)国内における生息確認
 ・これまでに全国45都道府県で確認されています(令和元年8月8日現在)。詳細は環境省のホームページを参照ください。

(2)県内における生息確認
 ・県内では、平成27年に大分市で初めて確認され、これまでに大分市及び杵築市で発見されています。
 ・過去の確認例については、以下のURLからご覧いただけます。

  大分市内でのセアカゴケグモの発見について https://www.pref.oita.jp/soshiki/13070/seakagokegumo3.html

  杵築市内でのセアカゴケグモの発見について https://www.pref.oita.jp/soshiki/13070/seakagokegumo2.html

被害の症状と発生時の対応

(1)咬まれたときの症状 
 ・ 咬まれたときは針で刺されたような痛みを感じます。 
 ・ その後、咬まれた部分が腫れ、熱くなります。 
 ・ 通常は数時間から数日で症状は回復します。 
(2)咬まれたときの対応 
 ・ 余分な毒を水や温水で洗い流してください。 
 ・ できるだけ早く医師の治療を受けてください。 
 ・ 適切な治療を受けるため、可能であれば医療機関に駆除したクモを持ってきてください。

駆除方法

・ 市販の殺虫剤を吹き付けるか、靴で踏みつぶしてください。
・ 駆除作業時は手袋をしてください。(素手は厳禁)
・ クモの巣を見つけたら早くに取り払ってください。

注意事項

・ 不用意に側溝等のすき間に手を入れないようにしてください。
・ 生息しそうな場所はこまめにクモの巣を取り払うなど清掃してください。

関連リンク