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O157について
Q. 大腸菌 O157とはどういうものですか。
A. 大腸菌は、その名のとおりヒトや動物の大腸内にいる細菌です。
ヒトに無害な大腸菌が多いのですが、中には胃腸炎を起こす大腸菌があります。
O(オー)157とは大腸菌の分類を表す言葉で、同様な病気を起こす大腸菌にはO18やO26、0111、0114、0115などがあります。
Q. 大腸菌O157でどのような病気になりますか。
A. 大腸菌O157に感染すると、腹痛や下痢を起こしますが、重症になると出血を伴う下痢の後、脳症、溶血性尿毒症性症候群(HUS) や血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)と呼ばれる病気を起こすことがあります。
中には、感染しても症状が出ない人もいます。
Q. 感染を防ぐにはどうしたらよいですか。
A. 感染は、大腸菌で汚染された食品や水を食べたり飲んだりすることにより成立します。
食品や水が大腸菌で汚染されないようにすること、また、食品が汚染されても十分な加熱などで殺菌することにより、感染を防ぐことができます。
大腸菌O157に代表されるベロ毒素を作る大腸菌は、牛などの動物の大腸内にいます。
加熱不十分な食肉や調理過程で食肉に接触した食品、糞便や生活排水で汚染された水、患者や保菌動物との接触などが感染の原因となります。
大腸菌は熱に弱く、75℃で1分以上加熱すれば死滅します。
したがって、食品は加熱すれば安全に食べられます。
大腸菌は市販の消毒薬で十分に殺菌できますので、手や調理器具、調理台の消毒に用いれば感染防止に有効です。
Q. 出血性の下痢を起こしたら、どうすればいいですか。
A. すぐにかかりつけの医者で受診してください。
特に低年齢の子供は注意が必要です。
患者の糞便や、糞便で汚染された衣服の取り扱いには注意してください。
家族が感染しないよう消毒薬や煮沸でこれらを消毒します。
患者がお風呂を使う場合、お湯が大腸菌で汚染される可能性がありますので、注意が必要です。




