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校長あいさつ

印刷ページの表示 ページ番号:0002094042 更新日:2024年4月8日更新

藤田校長 大分県立農業大学校 校長 藤田 義明

  

 令和6年4月に着任しました藤田です。農大勤務は4回目、通算11年目となります。よろしくお願いします。

 我が国では、少子高齢化、人口減少社会において、あらゆる産業で担い手不足が問題となっており、食料生産をはじめ、環境保全などの多面的機能を有し、地域社会を支える重要な産業である農業においても、担い手の確保・育成は重要な課題となっております。

このようななか、本校は、「進取研鑽」、「実践創造」、「友愛協調」の校訓のもと、これまでに3,164名の卒業生を輩出し、その多くが県内各地、各方面で活躍され、本県農業の振興・発展に貢献しています。

 特に、最先端の知識と技術の習得にあたっては、隣接する大分県農林水産研究指導センターとの連携や先進的・企業的な経営を行う農業法人での実地研修等、質の高い教育を提供しています。

 また、Gap(Good Agricultural Practices:農業生産工程管理)の取り組み、大型特殊免許(農耕車限定)などの各種免許や資格の取得、ドローンやGPS付トラクター、環境制御ハウスなどのスマート農業の導入など、持続可能な農場管理や先端技術にも対応できる人材の育成に精励しています。さらに、日々の実習での作物栽培や家畜の飼育、学生各自のプロジェクト学習を通じて、実践的な教育プログラムのもと課題解決能力の向上に努めています。

 そして、「農業はひとりではできない」。これは、多くの卒業生が農大で学んだこととして残していった言葉です。仲間とともに作物や家畜を育てることの喜び、学生寮での共同生活によって他者を認め多様性を育む心、つながる力を養成しています。

 農業を志す皆さん、農業に関心のある皆さん、ぜひ、大分県立農業大学校の扉を開けてみませんか。農業の担い手への第一歩を私たち職員一同、全力でサポートします。                   

                         おんせん県おおいた