平成２２年地価調査結果

印刷ページの表示ページ番号：0000112550 更新日：2010年9月21日更新

平成２２年地価調査結果

概要

大分県の特徴

　対前年変動率の県平均でみると、地価は引き続き下落している。昨年は住宅地、商業地ともに下落幅が拡大したが、今年は同率あるいは縮小となった。また、県内基準地297地点(継続地点)の中で、対前年変動率がプラスあるいは横ばい（±0.0）の地点はなかった。

１　住宅地
　対前年変動率の県平均は、平成11年以降12年連続の下落となり、下落幅は同率。
　価格上昇地点及び横ばい地点はなかった。（前年は、上昇0地点、横ばい4地点）

２　商業地
　対前年変動率の県平均は、平成4年以降19年連続の下落となり、下落幅は縮小した。
　価格上昇地点及び横ばい地点はなかった。（前年は、上昇0地点、横ばい1地点）

対前年変動率

※留意点：対前年変動率の平均は、各地点の変動率の和を地点数で除して算出しており、平均価格の対前年変動率とは異なる。

１　住宅地
　住宅地の対前年平均変動率は△3.8％（前年△3.8％）で、下落幅は昨年と同率となった。
　県内で最も下落幅が小さかった市町村は、姫島村で変動率△1.1％となっている。
　県内で最も下落幅が大きかった市町村は、別府市で変動率△5.4％となっている。

２　商業地
　商業地の対前年平均変動率は△4.9％（前年△5.0％）で、下落幅は0.1ポイント縮小した。
　県内で最も下落幅が小さかった市町村は、姫島村で変動率△1.4％となっている。
　県内で最も下落幅が大きかった市町村は、中津市で変動率△7.6％となっている。

価格水準

※留意点：平均価格は、各地点の価格の和を地点数で除して算出している。そのため、削減された地点の価格が低かった場合、平均価格が上昇することがある。

１　住宅地
　住宅地の県平均価格は、28,300円（前年29,600円）で、平成10年の県平均価格(36,800円)を頂点として、昭和63年(27,600円）から平成元年(29,100円)頃の水準まで下がっている。
　調査地点の中で最高価格は大分(県)－12（大分市金池南２丁目）の142,000円である。同地点は7年連続で住宅地における最高価格となった。なお、調査開始以来の最高価格は、大分(県)－7(大分市中島東２丁目)における平成3～9年にかけての価格、180,000円である。

２　商業地
　商業地の県平均価格は、58,800円（前年62,000円）で、平成3年の県平均価格(189,900円)を頂点として、昭和57年(55,000円）から昭和58年(63,700円)の水準まで下がっている。
　調査地点の中で最高価格は大分(県)5－11(大分市都町2丁目）の380,000円である。同地点は4年連続で商業地における最高価格となった。なお調査開始以来の最高価格は、同地点における平成3年の価格、2,400,000円である。