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熱中症に気をつけて!!!

印刷ページの表示 ページ番号:1002098594 更新日:2025年5月9日更新
熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。
ただし、気温などの環境条件だけではなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。
気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていないときは注意が必要です。

熱中症は予防が大切です!

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調整機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては命にかかわることもあります。

熱中症の予防方法

1. 体調を整える
 睡眠不足や風邪ぎみなど、体調の悪いときは炎天下の外出や運動は控えましょう。
2. 服装に注意
 吸湿性・速乾性のある通気性のよい服装で、外出時には日傘や帽子で直射日光をさけましょう。
3. こまめに水分補給  
 「のどが渇いた」と感じたときには、すでに水分不足になっていることが多いです。
 のどが渇いたと感じる前に水分を補給しましょう。特に、運動するときには時間を決めて定期的に飲み物を飲むことが大切です。
4. しっかり食事  
 暑くてもしっかり食事をとり、水分やビタミン、ミネラルを補給しましょう。

高齢者やこどもは特に注意が必要!

体温調節機能が落ちてくる高齢者や、体温調節機能が未発達なこどもは熱中症になりやすいです。周りの方も気を配ってあげましょう。
以下を参考に熱中症予防を!
めじろん水分補給

熱中症の症状と対応

以下の症状があらわれたら注意が必要です。(※重症度2以上の場合はすみやかに医療機関を受診しましょう)
 ◆重症度1
  (症状)めまい、たちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い・ボーっとする 
      ※意識ははっきりしている
  (対応)涼しい場所に避難し、体を冷やし水分補給
      1人にせず見守り、改善しなければ医療機関を受診 
 ◆重症度2
  (症状)頭痛、吐き気、倦怠感、意識が何となくおかしい
  (対応)すみやかに医療機関を受診
      衣服を緩め、体を冷やす
 ◆重症度3
  (症状)意識がない、返事がおかしい、けいれん、真っ直ぐ歩けない、からだが熱い
  (対応)すぐに救急車を要請
      救急車が到着するまでに衣服を緩め、体を冷やす処置をする 

『暑さ指数』を参考に行動しましょう

熱中症は「気温」と「湿度」が高い日に特に起こりやすくなります。
環境省では、「気温」、「湿度」、「日射・輻射などの周辺の熱環境」の3つを取り入れた『暑さ指数』という、熱中症予防に特化した指標を配信しています。
令和7年度は4月23日(水)から10月22日(水)まで配信予定です。
是非『暑さ指数』を活用し、活動する時間帯や活動の際の休憩時間の目安にしましょう。
また、無料のメール配信も行っておりますので、是非ともご活用ください。



※このページについては、以下を一部加工して掲載しています。
・「熱中症環境保健マニュアル2022」(環境省)P2
・「熱中症~ご存じですか?予防・対処法~」(環境省リーフレット)

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