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2022年東アジア文化都市の選定について
大分県が「2022年東アジア文化都市」に選定されました!
8月30日に開催された日中韓文化大臣会合において、東アジア文化都市の日本の2022年開催都市に大分県が選定され、萩生田文部科学大臣から大分県知事へ選定証書の授与がありました。
「東アジア文化都市」の概要
2012年の第4回日中韓文化大臣会合での合意に基づき2014年から開始されたものであり、日中韓3カ国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、都市間交流を含む様々な文化芸術行事を1年間実施するものです。
○ 目 的
・東アジア域内の相互理解・連帯感の形成促進
・多様な文化の国際発信力の強化
・都市の文化的特徴を生かした文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興推進と継続的な発展
○ 活動内容
(1)開幕/閉幕行事
(2)コア事業(文化芸術関連イベント)
(3)東アジア文化都市間の交流事業
2022年選定都市
<日本>
大分県
<中国>
済南市
山東省の省都で黄河が市内を流れ、泉が豊富であることから「泉の都」と呼ばれてきた。
「中国考古学の聖地」とも呼ばれ、自然と歴史が豊富なことから、国家歴史文化名城に指定。
温州市
浙江省三大中心都市の一つ。
中国の華僑の故郷であり、70万人近くの温州出身者が世界130カ国・地域で暮らしている。
中国で無形文化財が最も多い都市で国家歴史文化名城にも指定。
<韓国>
慶州市
約1,000年に渡って新羅王朝の首都として栄えた古都。
「石窟庵と仏国寺」や「慶州歴史遺跡地区」などがユネスコ世界遺産に登録されており、「屋根のない博物館」と呼ばれている。
「東アジア文化都市」実施状況
日本 中国 韓国
2014年 横浜市 泉州市 光州市
2015年 新潟市 青島市 清州市
2016年 奈良市 寧波市 済州道
2017年 京都市 長沙市 大邱市
2018年 金沢市 哈爾浜市 釜山市
2019年 豊島区 西安市 仁川市
2020年 北九州市 揚州市 順天市
2021年 北九州市 紹興市/敦煌市 順天市
2022年 大分県 済南市/温州市 慶州市