名草台遺跡第2次調査地発掘調査速報
印刷用ページを表示する掲載日:2026年5月7日更新
名草台遺跡発掘調査速報
事業名
令和7年度陸上自衛隊玖珠駐屯地建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
所在地
大分県玖珠郡玖珠町大字帆足
調査期間
令和7年8月18日~令和7年10月30日
調査概要
名草台遺跡第2次調査地は、玖珠盆地を横断する玖珠川支流の森川右岸の名草台と呼ばれる台地上の南端に位置します。名草台遺跡では、これまでの調査により、弥生時代や古代を中心とした遺跡が確認されています。今回の調査では、2つの調査区を設定し、約400平方メートルの埋蔵文化財調査を実施しました。
検出遺構
区域1:竪穴建物跡2基、掘立柱建物跡1基、陥し穴3基、小溝状遺構、土坑、ピット
区域2:竪穴建物跡1基、大溝状遺構、土坑、ピット
区域2:竪穴建物跡1基、大溝状遺構、土坑、ピット
遺物の出土状況
弥生土器、石包丁、石器、土師器などが出土しています。
調査のまとめ
今回の発掘調査では、弥生時代中期から後期にかけての遺構・遺物を多数確認しました。特に竪穴建物や掘立柱建物は残り具合がよく、調査地一帯が弥生時代の居住空間であったことが分かりました。今後、整理作業等を通じて、遺跡の詳細な年代や性格等を追求していきます。

区域1 完掘状況

区域2 完堀状況

弥生土器出土状況近景

石包丁出土状況近景