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王越遺跡発掘調査速報

印刷用ページを表示する掲載日:2026年4月16日更新

王越遺跡発掘調査速報

事業名

西角子原地区急傾斜地崩壊対策事業

所在地

大分市大字角子原

調査期間

令和7年7月22日~7月25日

調査概要

調査地は大野川右岸河口付近の丘陵斜面である。この丘陵斜面における急傾斜地崩壊対策事業に伴い、施工箇所のうち横穴墓1基が所在する範囲を対象として、記録作成のための三次元測量及び発掘調査を実施した。

検出遺構

横穴墓は、前庭部は削平されており、構造は不明である。また、横穴墓は開口しており、現代のビンや空缶等を廃棄するゴミ穴として使用されていたため、それらを除去後、玄室内を精査した。羨門は現状で幅55センチメートル、高さ1メートル6センチメートルである。玄室内はほぼ正方形であり、長さ約1メートル45センチメートル、幅は約1メートル50センチメートル、高さは中央付近で約1メートル10センチメートルを測る。天井はアーチ形である。玄室内床面については、すでに敷石もない状態で、出土遺物もなかった。

調査のまとめ

本調査地の西南側では、横穴墓1基の所在が確認されている。また、南側では、複数の横穴墓から形成される屋宗横穴墓群が所在している。このことから、本調査地から屋宗横穴墓群にかけての丘陵斜面一帯では、一連の横穴墓群を形成している可能性が高い。
王越遺跡調査地遠景
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横穴墓記録写真撮影状況
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横穴墓正面
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横穴墓正面近景
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