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令和7年12月24日 安心院葡萄酒工房で製造されたワイン2銘柄が、アジア最大級の国際ワインコンクールである「ジャパン・ワイン・チャレンジ 2025」において、「トロフィー賞(最優秀ワイン)」を受賞したことを受け、関係者が県庁を訪れ、知事に受賞報告をしました。 三和酒類株式会社 代表取締役の西(にし) 和紀(かずのり)さんは、「『ジャパン・ワイン・チャレンジ』は、日本国内で流通しているワインであれば、国産・海外産を問わずエントリーできる国際的なワインコンクールです。今回、2銘柄で最高賞を受賞できたのは、全国でもトップクラスの栽培面積を誇る自社ぶどう畑を生かし、多様な品種の栽培に挑戦してきた成果だと考えています」と、大規模なぶどう栽培が受賞につながった経緯を話しました。 安心院葡萄酒工房 工房長の古屋(ふるや) 浩二(こうじ)さんは、「栽培する圃場ごとの土壌や水はけの違いにより、同じ品種でも味わいや香りに個性が生まれます。受賞した『アルバリーニョ』は2011年から試験栽培を重ね、長年の試行錯誤を経て、安心院の気候に適した品種として評価されるようになりました。今後も、さらなる品質向上と新たな品種・製法への挑戦を続けていきます」と、語りました。 佐藤知事は、「今回の受賞は、安心院地域の魅力向上や農業振興にも大きく貢献していると思います。世界に誇れるワインづくりを、今後も継続してください」と、受賞を称賛し、今後の製品開発に期待感を伝えました。
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