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令和7年2月6日 大分県、九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)及び株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市)は、大分県における「空飛ぶクルマ」の活用による地域の発展や地域課題の解決に向けた検討をすることを目的として、包括連携協定を締結することとなり、関係者が県庁を訪れ協定締結式を行いました。 佐藤知事は、「協定の締結を大変うれしく思います。この協定の締結が、三者の大きな飛躍につながり、空飛ぶクルマの実装と、その活用による地方創生が進んでいくことを期待します」と、今後に期待感を表しました。 株式会社SkyDriveとJR九州は、昨年7月に「空飛ぶクルマ」の社会実装を目指し、九州エリアにおける事業の成立可能性の検討を行うことを目的に連携協定を締結しており、今回の大分県との包括連携協定締結と合わせて、2028年を目途にした県内での運航構想を発表しました。 JR九州 代表取締役社長執行役員の古宮(ふるみや)洋二さんは、「大分県は、別府・湯布院・九重などの観光資源が良い間隔で並んでおり、地理的に空飛ぶクルマの実装に適したところだと認識しています。輸送機関としてのノウハウを生かし、未来を創っていきたいです」と、大分県での事業のポテンシャルの高さについて語りました。 株式会社SkyDrive 代表取締役CEOの福澤知浩さんは、「空飛ぶクルマは、飛行距離が現在30~40キロメートルです。大分県は、海外からの観光客も多く、別府から湯布院までJRだと60分、車で40分かかる距離が、空飛ぶクルマだと約15分で結べ、魅力的な航路があると思います。これから2028年までに大分の地で実用化を目指しており、大分県が空飛ぶクルマの先進県になると考えています」と、大分県での社会実装に意欲を表しました。
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