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令和6年2月21日 高等学校在学中に技能検定2級に合格し、かつ県内の事業所に就職が内定している生徒に対し、県は「高校生技能振興奨励賞」を授与することとなり、関係者が県庁を訪れ、表彰式を行いました。 高校生技能振興奨励賞は、若手技能者の確保と技能の継承及び向上、県内就職の促進を目的として平成20年度に創設され、これまでに83名の生徒が受賞しています。 【受賞者】 大分県立大分工業高等学校 機械科 小塩 咲哉(さくや)さん 大分県立鶴崎工業高等学校 機械科 植野 颯太(そうた)さん 大分県立鶴崎工業高等学校 電気科 阿部 倖大(こうた)さん 大分県立鶴崎工業高等学校 電気科 吉賀(よしが)彗煌(すいこう)さん 佐藤知事は、「この度は、受賞おめでとうございます。大分県には幅広い産業の集積がありますが、皆さんのように高い技能を持つ方々に、さらなる技能の習得に励んでもらい、日本や世界のものづくりを牽引するリーダーになってもらいたいです」と、就職後の活躍に期待感を表わしました。 受賞者を代表して、鶴崎工業高等学校電気科の阿部倖大さんが、「受賞について、誠に光栄に存じます。この賞は、私一人の力ではなく、支えてくれた先生、友人、後輩のおかげだと思います。これまで全国高等学校ロボット競技大会への挑戦など様々な取組の中で、うまくいかなかったときほどものづくりの醍醐味を感じました。4月から就職する企業では、この賞に恥じぬよう、技術者として貢献していきたいです」と、今後の決意表明をしました。
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