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令和5年12月13日 第43回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)の 『喫茶サービス種目』において、大分県代表が金賞(厚生労働大臣賞)を受賞し、関係者が受賞報告のため県庁を訪れ、知事を表敬しました。 「全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)」は、障がいのある方が日ごろ培った技能を互いに競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々が、障がいのある方に対する理解と認識を深め、その雇用の促進を図ることを目的に開催されています。第43回となる今年の大会は、11月17日から19日まで愛知県で開催され、ワード・プロセッサ、ビルクリーニング、喫茶サービス、写真撮影などの25種目369名が技能を競い、大分県からは7種目7名が出場しました。 『喫茶サービス種目』で金賞を受賞した社会福祉法人博愛会所属の高橋夏姫(なつき)さんは、「これまで第41回大会では銀賞、第42回大会では銅賞をいただきましたが、今回は金賞を獲得することができました。これも家族や上司の支えがあってこそだと思います」と、これまでの経緯と受賞に対する感謝の言葉を話しました。 佐藤知事は、「この度はおめでとうございます。優勝は努力のたまもので、敬意を表したいです。多くの人が希望を持ち、チャレンジする世の中が、社会を明るくすると思います。高橋さんの勤務する県立美術館内のカフェ シャリテにも、また立ち寄らせていただきます」と、賞賛の言葉を伝えました。
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