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知事通信「県政ふれあい対話(6月12日:臼杵市、津久見市)」

印刷ページの表示 ページ番号:0002338320 更新日:2026年9月8日更新

大分県立海洋科学高等学校(臼杵市)

 大分県立海洋科学高等学校は、県内唯一の水産・海洋系高校として香川県立多度津高等学校と共同運航する実習船「翔洋丸」での航海実習、営業許可を受けた施設での水産加工品製造実習など、実践的・体験的な教育活動を通して、水産・海洋関連産業を担う職業人に必要な力を育成しています。また、生徒が作った防災用の缶詰を備蓄品として臼杵市に毎年贈呈するなど、地域貢献活動にも力を入れています。

 懇談では、航海、機関、食品コースの各コースにおける学習内容のほか、学校生活の環境改善や女子生徒の増加に向けた学校の魅力発信についての要望などを伺いました。また、地元のイベントでロープワークを使ったストラップづくりを出店していることなど、話題は多岐にわたりました。専門的な知識や技術の習得に向けて明るく前向きに励む姿や、自分の進路や将来の目標を話す様子を心強く思いつつ、話をお聞きしました。

 これからの大分県を支える若い皆さんが、それぞれの進路で力を発揮し、今後ますます活躍されることへの期待をお伝えしました。

海洋科学高校海洋科学高校

有限会社山尾水産(津久見市)

 有限会社山尾水産は、主にアジなどを漁獲する巻き網漁業を行う水産会社です。同社では、漁獲したアジ・サバを生け簀に入れ、活魚として出荷しています。また、ヒラメの稚魚の成長を促進する緑色LED養殖試験に取り組み、県産ブランド魚である「かぼすヒラメ」も生産しています。

 懇談では、小さなサバに餌を与えて市場に出荷できるサイズまで育てる「畜養サバ」に新たに取り組んでおり、そのブランド化に向けた展望などを伺いました。魚に付加価値をつけて販売するこうした取組を通じ、飼料価格の高騰が続く中でも、同社は創意工夫を凝らし、チャレンジ精神をもって事業に取り組んでいるとのことでした。自分たちが育てたおいしい魚をたくさんの人に食べてほしい、という同社の熱意が感じられました。

 同社の取組に敬意を表し、県産魚のブランド化の推進に向けて、引き続き協力していきたいとお伝えしました。

山尾水産山尾水産

株式会社cotta(津久見市)

 株式会社cottaは、お菓子・パン作りに必要な材料や道具などを取り扱う国内最大級の専用ECサイト「cotta」を運営しています。同社は、乾燥剤などの菓子用資材の小ロット通信販売から始まり、家庭向けの食材販売やECサイトの運営、インフルエンサーと連携した情報発信、オリジナル商品の開発などへと事業を広げてきました。市場や顧客のニーズをとらえながら、新たな商品やサービスを生み出し、成長を続けています。

 懇談では、地元・津久見市に本社を置く企業としての地域への思いや、経済施策や子育て支援、人口減少対策など幅広くご意見を伺いました。

 これまで培ってきた同社のノウハウが地域にも還元され、今後のさらなる成長とともに、地域の雇用創出や経済の活性化につながっていくことへの期待をお伝えしました。

cottaCOTTA

地域子育て支援拠点よいこのへや(臼杵市)

 地域子育て支援拠点よいこのへやは、臼杵市から委託を受けて臼津地域シルバー人材センターが運営している、全国的にも珍しい施設です。

 「こどもは地域の宝」という考えのもと、親子が安心して過ごせる空間づくり、妊娠期から産後までの間で切れ目のないサポートに取り組んでいます。一時預かり事業やファミリー・サポート・センター事業に加えて、不要となったベビーカーを引き取って無料で貸し出すサービスや、おさがりのこども服の無料提供なども行っています。

 懇談では、子育て中の利用者の方々から、支援を受けて心強く感じたことや、子育ての悩みや困りごとに応じたサポートへの感謝の声を伺いました。利用者一人ひとりの生活や家庭の状況に寄り添った支援が、多くの保護者の助けになっていることが伝わってきました。

 スタッフの皆様の温かい対応が、子育て世代の大きな安心感につながっていることに改めて敬意を表するとともに、地域全体でこどもを育てる環境づくりを引き続き支援していきたいとお伝えしました。

よいこのへやよいこのへや