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玉来ダム建設工事 進捗状況について(令和4年1月)

印刷ページの表示 ページ番号:0002128679 更新日:2022年1月12日更新

令和4年1月

 1月になり現場の冷え込みは、ますます厳しいものになってきました。
 玉来ダムでは、平成29年3月に本体建設工事に着手し、平成30年10月から堤体コンクリートを打設開始。令和3年8月に約18万立方メートルのコンクリート打設が完了しました。
 現在は、天端橋梁仕上げ工事や貯水池の止水工事(※1グラウチング)を行っています。
 また、仮設備の撤去も行っています。 引き続き工事の安全と周辺環境に、より一層配慮し、早期完成に向けて事業を進めていきます。
※1グラウチングとは、 ダム上流部の止水対策として、岩盤内の割れ目にカーテン状にセメントミルクを注入するもの。

1.ダムサイト全景(下流より)

2.ダムサイト近景(下流より)

3.ダムサイト左岸(右岸より)

4.ダムサイト右岸(左岸より)

玉来ダム ダム 建設 工事 建設中ダム 流水型ダム 造成アバットメント 大分県 九州
拡大画像 [その他のファイル/751KB]
                              令和4年1月7日撮影

                                                        写真撮影

5. 周辺情報

サフランは、地中海沿岸を原産とする球根植物で、乾燥しためしべは、紀元前から薬用として利用されており、漢方薬では「蕃紅花」の名で、その他には染料としても使用されています。
また、開花した花からめしべを一本づつ手摘みで採取し、わずかな量しか取ることが出来ず、非常に手間がかかるため、世界一高価なスパイスとも言われています。
サフランの国内の生産量の80%を占めており、日本一の産地と言われているのが、竹田市です。
 このサフランの竹田への伝来は、1886年(明治19年)。
 南欧から球根を輸入したと言われる、神奈川県の添田辰五朗から、玉来吉田地区の吉良文平が、球根を譲り受け栽培を開始したのが始まりとされています。サフランは、路地で花を咲かせて収穫する方法と、9月頃に土から堀りあげた球根を浅い木箱などに並べ、倉庫などの薄暗い場所で開花させ、めしべを採取する方法があり、吉良文平が苦労の末見つけたこの方法は、「竹田式」と呼ばれて、高品質なサフランを生産する方法として知られています。
 日本一の生産地でありながら、竹田市内でも、生産者さんに知り合いがいなければ、手に入らなかったこのサフランですが、現在は道の駅などで、生産者さんが直接ハーブティーに加工されたものなど手軽に手に入るようになり、竹田市内では学校給食などにも、サフランライスとして提供されるなど、広く子供の頃から親しまれるスパイスになりつつあります。

サフラン

参考文献 竹田市史 

       参考HP:写真提供 竹田市観光ツーリズム協会 

    

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