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本格的な夏を間近にひかえ、建設作業には厳しい季節を迎えようとしています。
玉来ダムでは、コンクリ-ト打設の最終盤となりました。あわせて、貯水池のグラウチング※1の施工を行っています。
現在のコンクリート打設状況は、6月末時点で約97%となっています。
引き続き工事の安全と周辺環境に、より一層配慮し、早期完成に向けて事業を進めていきます。
※1グラウチングとは、 ダム上流部の止水対策として、岩盤内の割れ目にカーテン状にセメントミルクを注入するもの。
令和3年7月2日撮影
7月下旬に斉行される「竹田夏越祭」は、玉来ダム北東部にある城原八幡社から3基の神輿が、竹田町の西の宮社・岡神社・神明社へ御神幸する祭りです。
「城原様のおさがり」とも呼ばれており、約260年程昔から行われています。
明治の時代に、悪疫が竹田の町に流行したことから、今の形になったとのことです。
平田獅子が先導し、神輿のお練りに、子供神輿の「町祭(ちょうさ)じゃー」の声が続いて響きます。城原神社へ神輿を見送った後には、山車の巡行や女性達の踊りや、エイサーなどが披露され
竹田の町は賑やかな1日となります。
今年はコロナウイルスの為、神輿等の御神行等の行事は中止。17日(土)午前9時より城原八幡社にて神事のみ執り行われます。
写真提供/ 竹田市ツーリズム協会・まちづくりたけた株式会社(アグル)
参考文献/ 竹田市史 第2巻 平成21年出版