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玉来ダム建設工事 進捗状況について(令和3年6月)

印刷ページの表示 ページ番号:0002128671 更新日:2021年6月10日更新

令和3年6月

 梅雨を迎え、ダム周囲の山々の緑は深みを増してくる季節になりました。
 玉来ダムでは、コンクリ-ト打設の終盤となりました。あわせて、貯水池のグラウチング※1の施工を
行っています。現在のコンクリート打設状況は、5月末時点で約95%となっています。
 引き続き工事の安全と周辺環境に、より一層配慮し、早期完成に向けて事業を進めていきます。
※1グラウチングとは、 ダム上流部の止水対策として、岩盤内の割れ目にカーテン状にセメントミルクを注入するもの。

1.ダムサイト全景(下流より)

玉来ダム ダム 建設 工事 建設中ダム 流水型ダム 造成アバットメント 大分県 九州

 

2.ダムサイト近景(下流より)

玉来ダム ダム 建設 工事 建設中ダム 流水型ダム 造成アバットメント 大分県 九州
 

3.ダムサイト左岸(右岸より)

玉来ダム ダム 建設 工事 建設中ダム 流水型ダム 造成アバットメント 大分県 九州

 

4.ダムサイト右岸(左岸より)

玉来ダム ダム 建設 工事 建設中ダム 流水型ダム 造成アバットメント 大分県 九州

                              令和3年6月1日撮影

                                                        写真撮影

5. 周辺情報

 玉来ダム建設現場から下流にある君ヶ園地区では、現在蛍が乱舞しています。
君ヶ園地区を流れる滝水川と玉来川の周辺沿いでは、午後8時頃になると、ふわふわと蛍が草むらから飛び始め、初夏の幻想的な風景を楽しむことが出来るため、
小さな子供を連れた家族連れの方々などが、夕涼みを兼ねて蛍観賞をされていました。
 この玉来地区にある、竹田南部小学校では、国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局別府重度障害者センターとの「蛍送り」と呼ばれる交流会を長く続けています。
 昭和57年には、長年にわたる別府重度障害者センターへの蛍送りに対し、厚生労働大臣より表彰を受けた事もあるとのことです。
2020年、2021年度は残念ながら、コロナの影響で中止となりましたが、生徒達が地域で集めた蛍や、全校児童の作ったプレゼントなどを送る交流会は、54回続けられています。
一晩センター内で入所者の方々の目を楽しませた蛍は、保護の観点から翌日には、再びこの川へと放され翌年もまた、多くの方々の目を楽しませています。

 

                     蛍

                      令和3年6月7日撮影  (2019年の蛍送りの様子)