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玉来ダムでは、引き続きコンクリート打設作業が進んでおります。
堤体中央に見えていた2門の常用洪水吐(放流管)は、コンクリートに覆われて、ついに見えなくなりました。
令和2年7月1日撮影
玉来ダム右岸側南西に広がる菅生(すごう)台地は、九州有数のとうもろこし産地です。
竹田市内では、大小含めておよそ150軒ほどの農家がとうもろこしを生産しており、
菅生地区のとうもろこしは、メロンに匹敵すると言われる糖度の高さが自慢の逸品です。
この美味しさの秘密は、標高500メートルの朝晩の気温差により生み出されています。
夜間にとうもろこしの実に蓄えられた糖分は、昼間に分解され時間と共に甘さが薄れてし
まうので、美味しさを保つため、早朝6時頃から収穫をはじめ、その日のうちに道の駅などへ
と出荷されていきます。
年々来場者を増やし、今年で14回を迎える人気の「とうきびフェスタ」は、新型コロナの
影響で残念ながら今シーズンは、中止となってしまいましたが、とうもろこし自体の販売は、
例年と変わりなく道の駅や、農家の直売所にて販売されています。7月から旬を迎え収穫の
最盛期になり、今年は8月中旬まで販売するとのことです。
【菅生台地のとうもろこし畑と、とうもろこし 令和2年6月28日撮影】